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令和二年1月 杉本工芸
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涅槃図、曼荼羅、大幅掛け軸修復専門
経験豊かな職人による作業。和紙、裂(きれ)、軸先にいたるまで、材料は文化財使用同等を使います。専門知識豊富な社員による修復修理相談
涅槃図などの大幅軸 仕立て直し お見積り
京都掛軸・杉本工芸のこだわりの京表装。
日本を代表する織物の産地、京都西陣で掛軸の文化の心を大切にした表具師の確かな技による掛軸は質の高い逸品として変わらぬ 信頼をいただいております。日本全国、各地の寺院関係者の方々に、古書画、古軸の修復、また、新たな書画、仏画の 表装などの依頼を承っております。釈迦涅槃図像の掛け軸 | 法然上人御忌のご本尊に | 山越弥陀掛け軸、屏風 |
釈迦涅槃図 | 法然上人往生図 | 山越弥陀図 |
本堂の荘厳向けの堂々の巨大さとなっております。涅槃会のご本尊としてどうぞ。 | 仏絵師による作。永年の保存が可能なように顔料による彩色。 | 大幅掛け軸、観音開き式の屏風もございます。枕行などにご利用ください。 |
なぜ表装するのか?
書の表装について
例えば、ここに一枚の書があります。この書があなたの書道作品のうちで練習作品のように一時的なものであるならば、 それはわざわざ高価な表装をする必要は無いでしょう。 仮に表装するとしても機械表装のようなもので充分でしょう。しかし、それが生涯の最高の作であったり、先祖伝来のものであるならば、 我々は京表装お勧めします。 なぜならば、京表装というものは経験を積んだ職人の手により数十、数百年後の仕立直しまでも考慮して、 末永く残していただくための表装だからです。霊場掛軸の表装について
大きな苦労をかけて廻ってこられた霊場軸。霊場軸は満願後も皆様が巡礼した証としてお家に伝わっていきます。 それは各札所のご本尊をお迎えするということ。表装は寺院の本堂や内陣がそうであるように、荘厳であるべきと我々は考えます。 安易な機械表装では、仏様を飾るにはふさわしいとは言えないでしょう。あなたがもし、 仏様を荘厳するのにふさわしい仏表装を望むならば、我々は京表装をお勧めします。なぜならば、京表装というものは、経験を積んだ職人が 永年の知識を活かして、意味ある仏具に仕立てる表装だからです。古書画の表装について
ある日、蔵を掃除していたら、埃の積もった古い掛軸が出てきた。ほかには扁額(門や室内などにかける細長い額)や屏風、衝立・・・。 どれも家の長い歴史を見守ってきたものたちばかりだ。できることなら、またきれいにして部屋や床に飾ってあげたいと思う。しかし、積年の劣化の具合からして再びきれいになるのか不安だ・・・。 京表装ならば、そういった古書画を再びよみがえらすことができます。もともと和紙や絹などは数百年ともいわれる耐用年数を持っています。 つまり、それは昔の先祖が子孫のために末永く残るようにと考えていたということ。しかし、残念ながら最近の作業効率のみを求める機械表装ではそれが不可能で、 古い掛軸を修復できる職人も大勢いるとは言えません。ご先祖が残してこられた古書画をもう一度、我が家のハレの日に飾りたいとあなたがもし思うなら、我々、京表装にお任せください。 熟練の技術と知識でもって、貴家の家宝をよみがえらせて見せます。修復前の涅槃図
古くて、傷んだ掛け軸を新たに表装しなおします。画像左側は、表木(八双)と軸端です。 画像中央は、涅槃図の全体です。右側上は、総縁の天の部分で、下の馬の絵は、掛け軸の左下の部分の拡大図です。
古くて、傷んだ掛け軸を新たに表装しなおします。画像左側は、表木(八双)と軸端です。 画像中央は、涅槃図の全体です。右側上は、総縁の天の部分で、下の馬の絵は、掛け軸の左下の部分の拡大図です。
本紙を裏側から見た修復中の画像です。
画像右上段は、古い掛軸より、本紙をはがした時の画像で、細かいやぶれ、傷んだ部分を丁寧に修復(中段左)、本紙の折れ止め処理(同右) 裏打ち和紙染め(下段左)、「イボタ(白くて四角い)」と呼ばれるロウを引いた後、水晶の連珠で丹念に摺ります。(下段右下)
画像右上段は、古い掛軸より、本紙をはがした時の画像で、細かいやぶれ、傷んだ部分を丁寧に修復(中段左)、本紙の折れ止め処理(同右) 裏打ち和紙染め(下段左)、「イボタ(白くて四角い)」と呼ばれるロウを引いた後、水晶の連珠で丹念に摺ります。(下段右下)
京表装にて仕上げた荘厳な掛軸
総縁、一文字、中廻し、各宗派に対応すべくあらゆる裂(きれ)をご用意いたします。 総縁の天の部分(右上段画像)、折れによるしわのとれた馬の絵。新しくなった表木(八双)と軸端です。
総縁、一文字、中廻し、各宗派に対応すべくあらゆる裂(きれ)をご用意いたします。 総縁の天の部分(右上段画像)、折れによるしわのとれた馬の絵。新しくなった表木(八双)と軸端です。
採用情報
杉本工芸では表具師、仏画師の方を募集しております。
詳しくはこちらの募集要項をご確認下さい。
お電話 : 075-417-6966 / FAX : 075-417-6965
営業時間 : 10〜17時 / 休業日: 日曜日/祝日
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